• "北川次長"(/)
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  1. 島田市議会 2012-06-19
    平成24年6月19日民生病院教育常任委員会−06月19日-01号


    取得元: 島田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-01
    平成24年6月19日民生病院教育常任委員会−06月19日-01号平成24年6月19日民生病院教育常任委員会  民生病院教育常任委員会                              平成24年6月19日(火)                              第 3 委 員 会 室 1.委員及び関係職員の紹介 2.付託議案の審査 3.その他 出席委員(8人)  委員長   八 木 伸 雄 君     副委員長  仲 田 裕 子 君  委  員  村 田 千鶴子 君     委  員  橋 本   清 君  委  員  紅 林   貢 君     委  員  小 澤 嘉 曜 君  委  員  松 本   敏 君     委  員  福 田 正 男 君 説明のために出席した者  市民福祉部長兼支所長                甲 賀 房 江 君  市民福祉部次長長寿介護課長            原 田 啓 二 君
     市民課長                      中 林 惠 子 君  国保年金課長                    石 川 桂一郎 君  福祉課長                      杉 本 隆 良 君  児童課長                      横田川 雅 敏 君  健康づくり課長                   千 澤   毅 君  金谷南地域総合課長                 濱 田 三 郎 君  金谷北地域総合課長                 杉 本 昇 次 君  川根地域総合課長                  鈴 木 博 志 君  病院事務部長                    中 野 恵 之 君  病院事務部次長医事課長              森 田 智 之 君  経営企画課長                    落 合 昭 之 君  管理課長                      村 松 正 幸 君  看護専門学校副校長                 深 澤 淑 子 君  教務課長                      松 永 則 子 君  教育長                       松 田   宏 君  教育部長                      北 川 清 美 君  教育総務課長                    中 村 盛 高 君  学校教育課長                    小 木 正 隆 君  学校教育課参事                   浅 田   敦 君  社会教育課長                    中 村 好 男 君  文化課長博物館長                 渡 辺 武 資 君  島田図書館長                    大 石 保 巳 君  金谷・川根図書館長                 高 原 正 造 君 職務のために出席した事務局職員  担当書記                      北 川 博 美                                開会 午前9時30分 ○委員長(八木伸雄君) お集まりいただきまして、ありがとうございます。ただいまより、民生病院教育常任委員会を開会いたします。  本日は、議会構成によりまして、委員が新しくかわりましたので、先にそれぞれ自己紹介をさせていただきたいと思います。  委員のほうから先に自己紹介させていただいて、後ほど職員の皆様の御紹介をお願いしたいと思います。  それでは私から、委員長の八木伸雄です。どうかよろしくお願いいたします。  では、副委員長。 ○副委員長(仲田裕子君) 副委員長の仲田裕子です。よろしくお願いします。 ◆委員(村田千鶴子君) 委員の村田千鶴子です。よろしくお願いいたします。 ◆委員(橋本清君) 橋本です。よろしくお願いします。 ◆委員(福田正男君) 福田です。 ◆委員(紅林貢君) 紅林です。よろしくお願いします。 ◆委員(松本敏君) 委員の松本敏です。よろしくお願いします。 ◆委員(小澤嘉曜君) 小澤でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、当局職員の御紹介をお願いしたいと思います。  隅の甲賀部長のほうからですか。教育部長のほうからですか。どうですか。お任せしますけれども。では、表のとおりですね。お願いします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 市民福祉部、部長兼支所長の甲賀でございます。よろしくお願いします。  では、私のほうから市民福祉部内の課長の紹介をいたします。  最初に、市民福祉部次長長寿介護課長原田啓二でございます。 ◎市民福祉部次長長寿介護課長原田啓二君) 原田です。よろしくお願いいたします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 市民課長中林惠子。 ◎市民課長中林惠子君) 中林です。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 国保年金課長石川桂一郎。 ◎国保年金課長石川桂一郎君) 石川です。よろしくお願いいたします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 福祉課長杉本隆良。 ◎福祉課長杉本隆良君) 杉本です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 児童課長横田川雅敏。 ◎児童課長横田川雅敏君) 横田川です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 健康づくり課長、千澤毅。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 千澤です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 金谷南地域総合課長濱田三郎。 ◎金谷南地域総合課長濱田三郎君) 濱田です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 金谷北地域総合課長杉本昇次。 ◎金谷北地域総合課長杉本昇次君) 杉本です。よろしくお願いします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 川根地域総合課長鈴木博志。 ◎川根地域総合課長鈴木博志君) 鈴木です。よろしくお願いいたします。 ◎市民福祉部長兼支所長(甲賀房江君) 以上です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) お願いします。 ◎病院事務部長(中野恵之君) それでは、病院事務部長の中野でございます。中野恵之です。名前があれですけれども、覚えていただきたいと思います。中野恵之です。よろしくお願いいたします。  それでは、病院事務部の課長を紹介させていただきます。  それでは、病院事務部次長医事課長森田智之でございます。 ◎病院事務部次長医事課長森田智之君) 森田です。よろしくお願いいたします。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 経営企画課長落合昭之です。 ◎経営企画課長落合昭之君) 落合です。よろしくお願いいたします。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 管理課長村松正幸です。 ◎管理課長村松正幸君) 村松です。よろしくお願いいたします。 ◎病院事務部長(中野恵之君) 以上のメンバーです。よろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) では、看護専門学校。 ◎看護専門学校副校長(深澤淑子君) 看護専門学校副校長、深澤と申します。よろしくお願いいたします。  教務課長松永則子でございます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ◎教育長(松田宏君) 賞味期限が切れているのを自覚しております。有効なメンバーを部長のほうから紹介をいたします。 ◎教育部長北川清美君) 教育部長の北川です。よろしくお願いします。  私のほうから紹介いたします。  教育総務課長中村盛高です。 ◎教育総務課長中村盛高君) 中村です。よろしくお願いします。 ◎教育部長北川清美君) 学校教育課長小木正隆。 ◎学校教育課長小木正隆君) 小木です。よろしくお願いします。 ◎教育部長北川清美君) 学校教育課給食担当参事、浅田敦。 ◎学校教育課参事(浅田敦君) 浅田です。よろしくお願いします。 ◎教育部長北川清美君) 社会教育課長中村好男。 ◎社会教育課長中村好男君) 中村です。よろしくお願いします。 ◎教育部長北川清美君) 文化課長博物館長渡辺武資。 ◎文化課長博物館長渡辺武資君) 渡辺です。よろしくお願いします。 ◎教育部長北川清美君) 島田図書館長大石保巳。 ◎島田図書館長大石保巳君) 大石です。よろしくお願いします。 ◎教育部長北川清美君) 金谷図書館長川根図書館長高原正造。 ◎金谷・川根図書館長高原正造君) 高原です。よろしくお願いいたします。 ◎教育部長北川清美君) 以上でございます。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございました。  それでは、私のほうから、担当の事務局職員ですが、北川次長です。よろしくお願いします。 ◎議会事務局次長兼庶務係長(北川博美君) 北川です。よろしくお願いします。
    ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  それでは、早速議事に入りたいと思います。  なお、審査につきましては、このレジュメによって進めてまいりたいと思いますが、円滑な運営とともに、皆さんの活発な議論を展開していただきたいと思いますので、どうか委員の皆様には御協力をお願いしたいと思います。  それでは、議案第47号 島田市一般会計補正予算から、当委員会の所管に属するものについて、審査に入りたいと思います。なお、審査につきましては、お手元の議案書を参考に、4款衛生費1項4目保健衛生費、予算に関する説明書36ページ、37ページ、また概要書の1ページ、2ページをごらんになっていただきたいと思います。  それでは、当局から説明がございましたら、お願いしたいと思います。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) それでは、歳出4款衛生費、健診受診率向上事業について、補足説明をさせていただきます。  この健診受診率向上事業は、がんの早期発見生活習慣病早期予防として実施しております。健診制度の必要性を受診勧奨を行う中で理解していただき、がん検診、特定健診の受診率向上を図るため、217万6,000円の補正をお願いするものであります。  具体的に申し上げますと、受診率向上のために、企業訪問電話連絡などにより、受診の勧奨を行う臨時職員の雇用に要する経費2人分を計上するものであります。  なお、この歳出につきましては、経済建設生活常任委員会に付託されております緊急雇用創出事業臨時特例対策事業費補助金として、10分の10の補助が予定されております。  以上、よろしくお願いいたします。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  それでは、委員の皆さんに質疑がございましたら、お願いしたいと思います。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今、その2人で企業を訪問するということなのですが、これは社員の皆さんが国保であって、ですから中小企業ということになるのですが、目標としては何社くらいを訪問しようとしているのでしょうか。そこら辺の数字は持っているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 今現在では約600事業所を訪問したいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) その600事業所を2人で、多分年度内だと思うのですが、全部回ることができるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 今後の計画を立ててまいりますが、行けると考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 「広報しまだ」を読ませていただきました。現在の受診率が出ていて、それが大体30%ぐらいの受診率ですか。正確に教えてもらいたいのですが、それを何%ぐらいにしようという目標値は設定されているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 今回の広報に載せました受診率につきましては、平成22年度の数値を載せてございます。それは31.2%です。  目標といたしましては、国のほうでも、また島田市の目標としても掲げております、65%を一応目標としております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 65%というのは、全体の現状からして倍以上ですね。非常にハードルが高いと思うのです。だからこそ、そういった努力はしたいということはわからないことはないのですが、しかしそれだけで到達することができるだろうか。今、キャンペーンでのぼりなどもすごくたくさんいろいろなところに立っていますね。その展望はどうなのでしょうか。この2名雇用してやるということで、目標まで行くのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) その目標を目指したいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 企業を訪問する、あるいは電話をする。それ以外にこういうことを考えているという、ウルトラCとは言わないまでも、大きな対策が何かあったら披露してもらえますか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) PRについてなのですけれども、今までもやっておりましたが、島田市健康カレンダーの配布、先ほど少しお話のありました広報紙の掲載、FM島田への出演、各地区への出前講座などでの講演なども考えております。また、今年度につきましては、静岡県国民健康保険団体連合会の事業を活用いたしまして、そちらの方も過去4年間1度も受診していない市民を対象に訪問してくださる事業がございまして、そちらのほうの事業の活用も考えております。またそのほか、市内の田子重とかアピタのレシートにPRの印字をしてもらうような形を、今年度は新たに考えております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 大体わかりました。いずれにせよ、なかなか目標値は大きいわけで、相当な努力をしないとそこまで行くのは大変だと思うのです。ですので、静岡県でも、静岡県そのものが受診率が低いものですから、かなり県内各自治体には強く言ってきているとは思うのですが、そういった教訓とかいうものも聞きながら、ぜひ強めていっていただきたいと思いますので、お願いします。 ○委員長(八木伸雄君) いいですね。  そのほかに、この件につきまして質疑。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) このがん検診ですが、特定健診受診率向上事業ということで、今まで例年、この事業に関してどのくらいの予算を使っていたのですか。まず、その辺から聞かせてください。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) すみません。今、予算額については手元に資料がございません。 ○委員長(八木伸雄君) この事業に関しての、これまで使ってきた事業費についての資料がないということですね。今はわからないということで、調べればわかりますか。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) はい。今は申しわけない、少しお時間をいただければ。 ○委員長(八木伸雄君) もしわかれば、後ほど。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) それで、今回のこの事業は静岡県の事業ですね。これは県からの補助金の事業でしょう。今回の事業は緊急雇用創出事業の補助金でやる事業なのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 事業としては島田市の単独事業ですが、緊急雇用創出事業というのが、今現在、静岡県のほうでどのような事業でも構わないのでということで提供されておりますので、それを利用しようとしているものです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、この補助金があるからこの事業をやるということではなくて、今まで島田市として単独でやってきた事業で、これからもやろうということで理解してよろしいですか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 今後については、まだ決めておりませんけれども、今年度は特に健診受診率の計画の最終年度になりますので、何らかの新しい事業をということで考えまして、今回、これをすることにいたしました。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) それで、今までの受診率が31.2%で、目標が65%ということですね。この217万6,000円をかけて、これまで上がると思いますか。今まで上がっていないのに、この6割まで持っていくことができますか。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 大変だとは思いますけれども、それに向けて努力をしたいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 要は、この事業の中で何が目的なのかということなのです。31%を65%に上げるには、これだけの予算では上がらないですよ。わかりますか。65%に上げるのが最重要課題なのかどうか、そこなのです。それほど大した重要課題ではないのに、たまたま補助金が県から出てきたから、では、これでもやってみようかという考え方ならやめたほうがいい。むだです。そう思いませんか。  だから、では31%を何%にするか。10%上げるためにこの210万円を使うのだというのならわかります。ところが、目標を65%に上げるためにこの210万円を使っても、上がるわけないでしょう。だれが考えてもわかるでしょう。確かに雇用促進で二人使うのはわかるよ。緊急雇用で二人雇うのはわかります。それならおざなりですよね。だって、この予算では65%に上げられないでしょう。この予算では。本気になって65%に上げるのだったら、もっと大きな予算を使ってください。ほんとうに最重要課題で、がんが大変だ、特定健診率を上げなくてはいけない、至上命題だというのだったら、ここにもっと予算を投入してください。そういう考え方なのです。県から補助金が来たから、この事業ををやろうではないかというのではなくて、島田市独自で、ことしこの30%を一体幾らの目標を立てるのだ。65%など、だれが見てみても、みんな無理な話でしょう。そう思いませんか。私はそう思うから聞いているのです。 ○委員長(八木伸雄君) 石川国保年金課長。 ◎国保年金課長石川桂一郎君) がん検診健康づくり課のほうでやっていただいている事業なのですけれども、この特定健診の関係については一応国保のほうでやっている事業です。  この国保の事業につきましては、先ほど説明がありましたように、目標値が平成24年65%と設定をされているわけですけれども、基本的には後期高齢者医療の支援金に対するペナルティーがありまして、国保のほうで、今、12億円ぐらい支援金が保険者負担として後期高齢者医療のほうに行っているわけですが、その10%前後が加算減算ができるというペナルティーが設けられています。  その中で、今、各保険者とも65%を目安に、一生懸命ペナルティーを食わないようにやっている事業なのですけれども、今、福田委員がおっしゃるように、実際にそれではこの金額で上がるのかということですけれども、今、その中身の中で、この後の当初予算のほうでも御説明をさせていただいたと思いますけれども、特定健診の事業項目あるいは検査項目もふやしたりして、やはり少し魅力を上げようということで、健康づくり課のほうで、今、一生懸命やっていただいております。  それに加えて、昨年よりもということで、今回、たまたまこの県の雇用促進の事業があったということで、そのために2人雇用させていただいて、特別にこの事業のためにやろうということにしておりますので、この事業があるからやったということではなくて、もともともう平成20年からずっとやっている事業の中で、この事業を特化して1つやろうということで、今、予算を計上しておりますので、実際には平成23年度ですけれども、決算で大体7,800万円くらいこの保健事業そのものに使っております。ですので、相当の金額は入れていると思います。  県のほうも含めまして、今、いろいろなテレビ等でPRもしているということで、やはりこの特定健診、いわゆる生活習慣病の予防をしないと、糖尿病を含めて腎不全に行かないようにということで、事前の防止策だものですから、これは非常に、今、力を入れているということです。ただ、これが各医療機関を含めて、今、もう受診をされている方がなかなか健診を受けていただけないという現状がございます。その辺の医師会の理解を得るように、今、一生懸命努力している最中ですので、65%に行かないかもしれないですけれども、行くように努力をしたいということで今回しておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員、よろしいですか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 私もメタボですので、毎年特定健診を受けております。がん検診はまだ受けておりませんけれども、これだけ健康に関心がある御時勢に3割しかないということ自体、私は不思議です。だって、50代、60代になってみんな体のことを考えていますよ。それなのにこの3割というのは、あまりにも低過ぎる。  ですから、もちろんこれを少しでも上げるように皆さんが努力しているのはわかります。千澤課長の言うこともよくわかります。課長を責めているわけではありません。ですからわかるのです。では、何で上がらないのかを根本的に考えていただいて、せっかく200万円かけて2人雇用してやるわけですから、600事業所を訪問するのもいいけれども、ほかにもっと効果的な施策があるのではないかと思うのです。  ずっと今まで3割のものが、急に4割、5割に上がりません。これはわかります。石川課長がおっしゃるように、上がりません。しかし、それを2%でも3%でも5%でも上げるためには、一体どうしたらいいかということを考えてもらいたいのです。そのために何をしなくてはいけないかということをです。皆さん健診にこれだけ関心があるのですから。その辺を何とか、例えば考えがあれば、ぜひ教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 先ほどPRとかのところで話が漏れていましたけれども、例えばことしから、国保の特定健診に限って言えば40代の人から始まりますので、40歳の人を無料にして、まず受診とはこういうものなのだというきっかけづくりをしていきたいと考えています。そうすれば今後に続いていくのではないかと思っています。  また、昨年度電話勧奨をする中で、毎年受けなくていいと思っていたとか、やはり自分は健康だから、そんなに受ける必要がないということをおっしゃる方もいらっしゃったものですから、そのあたりも十分説明しながらやっていきたいと考えています。  特に、先ほどの企業のほうなのですけれども、やはり40代から50代、若い方が健康に自信があるということで受けない方がいらっしゃいますので、そういう方を中心に、今は確かに健康かもしれないけれども、今後のためにぜひ受けてもらいたいという話をして、受診率の向上に努めていけたらと考えております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) よろしいですね。  そのほかに質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) いいですね。それでは、ないようでしたら、採決をいたします。  千澤健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(千澤毅君) 先ほど予算のお話がありましたので、昨年度の数字ですけれども、特定健診につきましては8,191万円、がん検診につきましては1億1,758万8,000円。これはPRだけではありませんけれども、総額として、これだけ予算をかけております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員、いいですか。 ◆委員(福田正男君) いいですよ。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  それでは、議案第47号 平成24年度島田市一般会計補正予算中、当委員会の所管に属するものについて、議案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第49号の審査に入りたいと思います。  議案第49号 島田市病院事業会計補正予算(第1号)について審査いたします。議案書は19ページ、予算に関する説明書は45ページです。  当局より補足説明がございましたら、お願いいたします。  村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) それでは、病院会計の補正予算につきまして、御説明いたします。  これは、新島田ショッピングビル、愛称「おび・りあ」の賃貸住宅部分に、医師の居住用として9部屋を10年間賃借するということです。そのため、平成25年度から平成34年度まで、1億492万円を限度額とした債務負担行為を設定しようとするものでございます。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございます。  ただいま、当局から説明いただきました。  委員の方、何か質疑はございますか。
     松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今、市民病院のお医者さんの人数は何人ぐらいいるのでしょうか。それで、医師住宅は、その人数に対して何戸ぐらい設置しようと病院では考えているのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 市民病院に医師数ですが、6月1日現在、臨時の先生は除きますけれども、90人の先生方がいらっしゃいます。  それから、医師住宅につきましては、現在改築等を進めているところでございます。以前は57戸ほどの医師住宅を持っておりましたけれども、老朽化等で希望される先生が減ってきて、実際に住んでいらっしゃる先生は39人という形だったものですから、老朽化した医師住宅の改築を、今、進めております。  今後整備するにしても、合計で45戸くらいの数を考えておりますけれども、あと元島田にあります医師住宅を今後改築する予定がありますが、そちらの戸数につきましては、今、検討中でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 従前から市民病院が持っている医師住宅でも、それなりに空きがあるのではないでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 空きがあります。理由としましては、先ほど申し上げましたとおり、大分老朽化が進んでおりまして、その医師住宅を希望されないという先生がいらっしゃって、入居がないために空き住宅となっているものでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 今回はかかわりがないのですが、報告7号がこの6月議会の中で審議されております。この報告7号は、谷川北に9棟、それから谷川南に5棟を、今、建設している最中で、繰越明許なのですね。そういうことを片方で一生懸命やっているわけです。それで、片方でこのアパート9戸を10年間借りる。そちらのほうは、ほんとうに必要なのかどうかというのが私の疑問なのですけれども、これを借りなくても、今、あるもので十分間に合うのではないでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 今の委員がおっしゃいました谷川南住宅、谷川北住宅につきましては、主に世帯用、御夫婦であと子供さんがいらっしゃるというタイプの形で建設を進めております。今回借りますおび・りあにつきましては、単身または夫婦お2人くらいの住まいの形のものとして考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 全体としては十分足りていて、これを借りなくても空き部屋はまだ存在するという状況なのではないでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 医師住宅全体につきましては、今、改築を進めております。その計画の中で、谷川南、谷川北住宅を、今、建設しております。谷川南は昨年完成しまして、谷川北住宅を、今、建設しております。元島田地区にありますのが世帯用の住宅と、それから単身者用の共同住宅がございまして、今度元島田地区のその共同住宅も含めた敷地に、世帯用の住宅を建築しようとして考えております。そのため、今まで共同住宅にお住いの対象になる単身者の方々に、おび・りあのほうに移っていただくということを考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) お医者さんによっては、市民病院の近くのアパートを借りて住んでいる方もいるわけです。ですので、私はそのおび・りあは、場所的に病院からかなり遠いような感じがするのです。現実に市民病院の近くに立派なアパートがたくさんあるわけです。その中で住んでいるお医者さんもいるのだから、もっと近くでそういうふうに借りたらどうですかと私は思いますけれども、遠いのではないでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 距離的な問題ですけれども、今、あるところに比べると多少遠くなりますけれども、総じて病院からおび・りあのあるところまでは、それほどの距離感はないと思います。現に院長先生もすぐ近くにお住まいということで、毎日通っていらっしゃいますので、遠くなって診療に差し障るとか、医師に負担がかかるとかということは考えておりません。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 9戸と10年間、この2つの根拠を教えてください。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 9戸につきましては、病院にいらっしゃる先生方の御希望、御意向をとりまして、9戸という戸数を決めました。  なお10年間という年数につきましては、20年とかもっと長期間で借りるという案もございましたけれども、今後の医師の希望、それから医師数の変動等がどうなるか、今、なかなか見込めていない状況がありますので、とりあえず10年間という期間に定めさせていただきました。 ○委員長(八木伸雄君) よろしいですか。  ほかの委員に皆さん、どうですか。質疑はございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) まず、ことしお医者さんが何人か辞められたと聞きました。その辺の事情を少し説明してもらえますか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) ことしのというのは、今年度に入ってからということですか。 ◆委員(福田正男君) 4月から。3月に辞めた。 ◎管理課長村松正幸君) 3月に退職された先生方ですか。 ○委員長(八木伸雄君) この1年間、どのぐらいですか。  福田委員、3月だけでいいのですか。1年間ですか。 ◆委員(福田正男君) 3月末。 ○委員長(八木伸雄君) 3月末現在で1年間ですね。  村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 3月でお辞めになられた先生は20名です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 3月に20人辞められましたね。このうち、医師住宅に入っていた人は何人ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) すみません。少しお時間をいただけますでしょうか。確認をとりますので。 ○委員長(八木伸雄君) ほかに。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) では、続けて、4月に新任で入られた先生は何人ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 4月1日採用の先生は15名です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そのうち、医師住宅を利用された先生は何人いらっしゃいますか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) すみません。それも確認をとりますので、お時間を下さい。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、少し調べる時間をいただきたいと思います。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) わかりました。それで、今回の債務負担行為のおび・りあの9戸を借りられますね。これは、今、病院の移転問題で、中心地へ移転されるという計画があります。それをもくろんでのことですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 病院の移転問題については、全く関係ない話でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、先ほどのお話ですと、病院の先生方の希望であのおび・りあの9戸を借りたいと、借りる希望があるからあそこを借りたという答弁でしたね。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 場所につきまして先生の希望をとったのではなくて、何人くらいの先生が、ああいった2LDKのタイプのあそこの場所の賃貸住宅にお住まいの希望があるかということで、9戸という数字が出てきたものです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、今の先生方は90人いらっしゃいますね。90人の先生方に、住まいに関してそういったアンケートをとったことがあるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 90人の先生方すべてではなくて、先生の中には当然御自分の家も持っていらっしゃる方もいます。基本的には病院で御用意した医師住宅にお住まいの先生に伺ったものです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、その全体の90人の先生方にアンケートをとって、あいうマンションタイプの駅に近いところを借りたいとか、あるいは住んでみたいとか、そういう要求があったから、あそこを今回債務負担行為で借りることにしたのではないのですね。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 場所の点につきまして医師の希望をとったものではございません。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、今回の借りることについては、どなたの決断ですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 医師住宅全体の改築を計画する中で、先ほど言いましたように、元島田に単身世帯用の形の共同住宅が8戸ございます。そちらのほうを改築して建て直すという考えもございましたけれども、こうしたショッピングビルの中に、賃貸のまとまって借りることができそうだというお話があったものですから、そうしたことで検討して借りるという方向になったものです。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) それは、その管理部の判断で決められたのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 病院長にも当然相談をさせていただきまして、そうした中での判断でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 先ほどの松本議員の質問の中で、今の医師住宅は57戸ありますよと。その中で住んでいない医師住宅もある、あるいは古くなったものもあるということですね。  そうしますと、当然ながら要らないもの、もう借りるあてがないものは処分していくのが普通でしょう。こんな御時勢で、病院だけが特権階級があるわけではないのだから。だから、当然それはスクラップ・アンド・ビルドを進めていく必要があるでしょう。その辺の考え方はどうなのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 医師住宅のいろいろな再整備を進めていまして、その中の考えとしては、なるべく集中をさせて、いろいろなところに分散しているものは管理上も不都合がありますので、集中をさせていきたいということです。そうした中で、二中南の住宅であるとか谷川南西の住宅は、今後は整備が終わった後は解体撤去をして、売却をしていきたいという考えてございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、今、57戸ありますと。一体この先、医師住宅は何戸必要で、何戸整備しなくてはいけないのか、何戸解体しなくてはいけないかという計画はあるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 最終的に何戸ということで、今、建てかえる計画があるのは、元島田地区への建てかえが考えられています。そこに何戸建設するか。当然余分に建ててしまえば病院の負担になります。そういうところがありますので、それこそ先生方の希望をとりながら、病院としても一番負担の少ない戸数を検討しているところでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、今回9戸ふやしました。9戸ふやすと、57戸に9戸プラスすると、全部で66戸になる。それだけの需要があるのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 私の説明がつたなくて申しわけありませんでした。57戸は、今、谷川南とか谷川北を改築したり解体したりする前の話で、一番多かったときに57戸ということです。  その後谷川南、谷川北住宅を整備していまして、それから元島田を今後整備したいと考えております。それからさっき少しお話ししました二中南にある4戸、それから谷川南住宅にある6戸については、今後解体して整地して売却ということで考えておりまして、元島田共同住宅にある8戸を、これも元島田地区に世帯用の住宅を建てている中で、これを解体していいきたいと考えおります。おび・りあに求めましたのは、そちらのほうの代替え的なものとして、おび・りあを考えたものでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 村松課長の頭の中ではすべて整理されてわかっているとは思うのですけれども、われわれはその話を聞いただけでわからないのです。だから、例えば現在何戸、医師住宅が57戸ではなくて45戸だと。45戸のうち、今回9つ、ここで補正予算で負担行為で求めます。例えば45戸あって、9戸あって、54戸ですよと。そのうち、これから解体するのは何戸で、残すのは何戸で、それは何年を目標に何年度にこういうふうになりますよと。簡単でいいですから、そういう時系列的に少し説明していただけますか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) すみません。説明がつたなくて、ほんとうに申しわけございません。  一番多かったときに57戸ありましたが、昨年谷川南住宅を4戸解体し、新たに5戸建設しました。谷川北住宅につきましては現在建設中でありますが、8戸あったものが、今、解体してゼロになっておりますので、現時点では50戸ございます。 ○委員長(八木伸雄君) 50戸は、入居可能の住宅が50戸ということですね。 ◎管理課長村松正幸君) 老朽化している、医師の入居希望のない戸数も含めて50戸でございます。
    ○委員長(八木伸雄君) では、入居できる、実際に整備されている住宅は50戸のうち何戸ですか。 ◎管理課長村松正幸君) 老朽化しておりますけれども、住もうと思えば住めるということでは考えおりますけれども。 ○委員長(八木伸雄君) では、50戸と、マンションのほうが9戸と、答えはそれでいいですか。 ◎管理課長村松正幸君) その後、元島田にあります共同住宅8戸と戸建住宅6戸を解体しまして、新たにここに世帯用の戸建住宅を整備しようと考えておりますが、ここに何戸建設するかは、今現在検討中でございます。  それから、さらにそれらの整備が終わった後、二中南という場所にあります4戸と、谷川南西にあります6戸、合計10戸につきましては解体撤去した後、売却したいと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 戸数については何かいろいろあって、まだつかめてはいないのだけれども、今回の医師住宅の賃借料1億492万円。これは10年間の債務負担行為ですね。私は病院の会計からずっと離れていたもので、昔は詳しかったのだけれども、今は詳しくなくなってしまったのであれだけれども、医師住宅に関連する予算、医師住宅、先生方にかける予算、住宅だとかこういった賃借だとか、そういったものはどのくらいを想定しているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 即答できますか。村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) すみません。即答できないので、お時間をいただきたいですが。 ○委員長(八木伸雄君) はい、では後ほど。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) それで、その予算の枠内で入れかえたり、スクラップ・アンド・ビルドなどいろいろやっているのでしょうけれども、ですからその予算の枠内でやっていればいいとは思いますけれども、それが超えたり、あるいは減ったりしたり、そういうことが毎年いろいろありますね。今までも医師住宅をとにかくつくったり壊したりしているわけだから、医師住宅は売却していますね。ですから、その辺のお医者さん、先生方に係る予算は一体どのくらい見込んで想定しているのか。想定という言葉はあまり使いたくないのだけれども、その見込みからはみ出しているのか、それとも少ないのか。  今、課長がおっしゃったように、ことしはいろいろ建てていますね。そういった予算も、当然その予算の想定内だとは思いますけれども、その辺の先生にかける、医師住宅にかける予算というのはどのくらいなのか。その予算をかけないと、いい先生方がこの島田市民病院には来てくれないのだ、医師住宅、環境を整備しないといい先生が来ないものだから、これだけ予算をかけるのだ、そういう説明ならわかります。  ただ、なかなか20人辞めて15人しか入ってこない。5人減ですね。そうすると、5人減っているということは、これはある程度あちこちの病棟や各科に、当然のことながら影響を来たしているわけですね。ですからそういうことをかんがみて、いや、先生方を呼ぶためにこれだけ医師住宅を充実させたい、新しい住宅を建てて、いい先生を呼びたいということで考えて、それだけ予算を使っているのだというのならわかるのです。  ですから、その予算は、今、どのくらい使って、どの程度なのかということを聞きたいということのなのです。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 医師数の関係ですけれども、年度末3月いっぱいの数で、さっき退職された先生、4月1日に採用された先生ということで、20人、15人をお知らせしましたが、昨年度年度中の間で採用された先生が6人いらっしゃいます。それから、年度中に退職された先生がお2人。昨年度、年度中に4人の先生がふえておりますので、昨年と4月時点で比べて、5人も減っているという状況ではないということは御理解いただきたいと思います。  あと、医師住宅に伴う予算とか金額についてでございますけれども、そもそも医師住宅を建てかえましょうかという話が出ましたのは、やはり老朽化に伴って、せっかくある医師住宅なのに入居していただける先生が少なくなっている。せっかくの医師住宅が生かされていないということがございました。  そのため、それを整備して、なおかつ医師がこちらにいていただけるというのは、医師個人のお考えもありますけれども、当然御家族、奥様とか子供さんがここでもいいというお話がなければ、島田市にいて長年お勤めしていただくことができませんので、そうした御家族への配慮も含めて、医師住宅を新しく再整備しようということで考えております。医師住宅を整備するということは、医師の定着化には大きな効果があるものと考えております。 ○委員長(八木伸雄君) では、もう一度私のほうから、委員も少しまだ理解できませんので、まとめて聞きたいと思いますが、今現在、何戸住宅があるかはともかくとして、十分医師の確保にこたえられる、お医者さんがここなら住みたいと言える今の現在の医師住宅の数、無理して住めば住めるけれども、普通の方なら住むかもしれませんが、管理課長の判断で、お医者さんが住んでもらえると思える住宅の数は何戸で、そしてあと不足している分を今度おび・りあでマンションを借りる9つと、新たに何戸建てれば充足すると、今現在、確実にこれなら安心して住んでいただけるという住宅の戸数、それと新たに建設しなければいけない、改築しなければならないという戸数、それで何戸を確保したいのか。それをもう一度お答えいただけますか。  現在十分期待にこたえられる住宅の数、それから今後整備しなければいけない数。その必要があって、新たにマンションを借りるということでしょうから、その数を一応。  村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) すみません。個人的な考えを含めてお話をしていたので、わかりにくい点があったかと思います。  現在、医師が十分に住めるということにつきましては、昨年度建設しました5戸は一番新しいものです。これは自信持ってお勧めすることができます。 ○委員長(八木伸雄君) 合計で結構です。1つずつ言うとわからなくなるから、全部で何戸あるか。 ◎管理課長村松正幸君) 現在建設中の谷川北住宅を含めて、44戸になろうかと思います。 ○委員長(八木伸雄君) プラス9戸のマンションということで、53戸になるということですね。 ◎管理課長村松正幸君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) わかりました。委員の皆さん、よろしいですか。  紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 今、医師が90人いらっしゃいますね。その中で、当然お宅を持っている方もいらっしゃいますでしょうし、またアパートを借りたりしている先生もいらっしゃるわけですね。今度こうやって住宅を建てたり、賃貸ということなのですけれども、そこの家賃は、アパートなりマンションを借りている方、あるいはその医師住宅を利用している先生方、そこはどういうふうになっているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 家賃についてですけれども、今まである医師住宅につきましては、1軒当たり大体2万円くらいの家賃を先生からいただいております。共益費を含めて2万円くらいの金額です。  今回、新しく整備した谷川南住宅につきましては、共益費含めて4万円をいただいております。それからおび・りあにつきましては、先生からの御負担は、共益費含めて3万5,000円を考えております。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 自分でマンションなりアパートを借りている先生方に対しての住宅手当というものは、いかほどになっているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 病院が建てた建物以外に、民間で先生方が御自身の意向で借りていらっしゃる場合は、所定の住宅手当のみですので、多分最高額で2万7,300円になろうかと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員、いいですか。 ◆委員(紅林貢君) この一戸建ての世帯住宅2万円、谷川が4万円、おび・りあが3万5,000円ですか。これだけの家賃をいただきますよというその算出基準はどこにあって、こういう額を算出されているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 家賃につきましては、医師に対する現物給付にならない金額を考えております。そして、新しく建てました谷川南が4万円としたのですけれども、以前、それまで借りていた家賃に比べて、あまり大きな上昇はさせないということも含めて考えて、新しく建てた谷川南については4万円をいただいております。  そのほかのものは、以前からのつながりでずっとそれくらいの金額で推移してきましたので、また老朽化もしているので、そこを大きく上げるということは考えておりません。 ○委員長(八木伸雄君) 紅林委員。 ◆委員(紅林貢君) 谷川南とおび・りあは5,000円の差がありますね。 ◎管理課長村松正幸君) はい。 ◆委員(紅林貢君) これは、設備とかそういうものに、5,000円の差があっても先生方が納得できるということで、この5,000円の差額というのは生じているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 谷川南につきましては、基本的に家族で住める部屋の広さを考えております。おび・りあにつきましては、単身または夫婦お2人くらいのお住まいの広さということで、広さ的にも谷川南のほうが広くなっております。また駐車台数も1戸当たり2台分は確保できるということになっておりますので、そういう点で、金額の差があっても不満とかの声は聞いておりません。 ○委員長(八木伸雄君) いいですね。そのほかに。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) この医師住宅の一覧表を資料で提出してもらえますか。 ○委員長(八木伸雄君) 村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) はい。現在、改築中の建っていないものはゼロということで、御提出します。 ○委員長(八木伸雄君) いいですか。提供いただけますか。 ◎管理課長村松正幸君) はい、結構です。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに、委員の方ございますか。  村松管理課長。 ◎管理課長村松正幸君) 先ほど福田議員のほうから御質問がありました、3月で退職された20人の先生のうち、医師住宅を借りていた先生が10人です。4月に着任した15人の先生のうち、医師住宅に入られた先生は5人でございます。  それから、医師住宅の関係予算についてですけれども、工事費が3億5,000万円の予算でございます。家賃として先生からいただいている分は、合計して年間450万円です。  以上でございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員、いいですか。  ほかに何か質疑ございませんか。いいですね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) それでは、ないようでしたら、採決いたします。  議案第49号 島田市病院事業会計補正予算(第1号)について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 異議なしということでございますので、よって議案第49号は原案のとおり可決いたしました。  続いて、議案50号 住民基本台帳法の一部を改正する法律及び出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてを審査いたします。議案書は20ページから22ページ、説明書・参考の22ページから31ページに新旧対照表がございますので、一緒にごらんになっていただきたいと思います。  当局から説明ありましたら、お願いいたします。  中林市民課長。 ◎市民課長中林惠子君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑ございますか。  橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 素朴な疑問で悪いのですけれども、21ページの第4条の3の中に、外国人の方が印鑑登録をする場合、ここに「片仮名表記又はその一部を組み合わせ」とあるのですけれども、これは具体的にはどういう印鑑になるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中林市民課長。 ◎市民課長中林惠子君) 外国から来られた方が印鑑をつくる場合に、例えばリチャードさんという方がお見えになったときに、その印鑑の印影を片仮名で彫っていただいて登録をすることが可能だということです。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。 ◆委員(橋本清君) 「その一部を組み合わせ」というのは、どういうふうなことになるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 中林市民課長。 ◎市民課長中林惠子君) ファーストネームとミドルネームとラストネームというものがございますので、そちらのうち、ファーストネームとラストネームを組み合わせた場合でも可能であるということです。 ○委員長(八木伸雄君) 橋本委員。 ◆委員(橋本清君) では形態といいますか、印鑑証明の場合、こういう形でないとだめですという見本がありますね。それはもう、外国の方は自由ということでいいのですね。 ○委員長(八木伸雄君) 中林市民課長。 ◎市民課長中林惠子君) はい。日本人と同様の組み合わせになりますので、あまり小さい印鑑ですと印鑑登録はお断りしておりますので、決められた印影の大きさの中で組み合わせていただければと思います。 ○委員長(八木伸雄君) よろしいですね。  そのほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) ないようでしたら、採決いたします。  議案第50号 住民基本台帳法の一部を改正する法律及び出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例について、原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 異議なしということでございますので、議案第50号は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、議案第52号 島田市立児童館条例の一部を改正する条例についてを審査いたします。議案書の25ページ、新旧対照表は説明書の36・37ページをごらんください。  当局より補足説明がございましたら、お願いいたします。  横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 特に補足説明はございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、何か質疑ございますか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) これが通れば、この児童館は解体してなくなってしまうということになろうかと思うのですが、ただ、その児童館を見てみますと、周りにいろいろな附帯設備があるのですね。  例えば、滑り台などはいろいろな種類で3つぐらいあるのです。それとか砂場とかブランコとか、動物の形をしてまたがって遊ぶものとか、コンクリートの築山と滑り台のセットにしたものなど、遊具がいっぱいあるのです。建物は老朽化して仕方がないとはいえ、こういったものは今後そこに残して、子供たちなどに遊んでもらえるような気もするのですが、考え方を伺いたいと思います。
    ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 管理は基本的に市街地整備課のほうで管理をしていただく予定でおります。市街地整備課では、撤去後の公園整備というような形での、例えばあずまやとかそうしたものの整備を来年度の施設整備事業の中で計画をしたいというような話を伺っております。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 市街地整備課のほうで、今、私が具体的に言った遊具については、どういうふうにするかということは聞いていますか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 基本的には残していくということで理解をしております。 ○委員長(八木伸雄君) よろしいですか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) これは市街地整備課に聞かないと話が進まないような感じがしますので、質問はこれで終わりますけれども、私の希望は、子供たちが遊べる公園として今の遊具は残して、しかもあずまやとか芝生も植えて整備をしていただきたい。児童課のほうも、そういうふうになるように、少しバックアップというか後押しをしてください。お願いします。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 市街地整備課のほうと協議をしてまいりたいと思います。 ◆委員(松本敏君) お願いします。 ○委員長(八木伸雄君) よろしいですね。  そのほかに質疑ございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) ないようでしたら、採決いたします。  議案第52号 島田市立児童館条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 異議なしと認めます。よって、議案第52号は原案のとおり可決することに決しました。  続いて、議案第53号 島田市立図書館条例の一部を改正する条例について。議案書は26・27ページ、説明書が38ページから43ページです。  当局から補足説明がございましたら、お願いいたします。  大石島田図書館長。 ◎島田図書館長大石保巳君) 補足することはございません。 ○委員長(八木伸雄君) それでは、委員の皆さん、質疑ございますか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) 今の図書館はどういうふうに利用するのでしたか。 ○委員長(八木伸雄君) 大石島田図書館長。 ◎島田図書館長大石保巳君) 現在の図書館の跡地の利用については、所管が企画部の企画調整課で行っておりますので詳細は把握しておりませんが、関係課長会議の中では、目標として、平成25年度から何らかの形で利用していきたいという考え方を持っているということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 何か新図書館は書庫がないから、こちらの書庫を使ってどうのこうのという話がありましたね。それは消えたのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 大石島田図書館長。 ◎島田図書館長大石保巳君) 現在の図書館は、1階部分と2階部分合わせて1,700平方メートル程度あるのですが、そのうち、現在の閉架書庫の部分が200平方メートルぐらいあるのですけれども、ここについては、図書館が移転をしても、図書館の閉架書庫として継続的に今後も利用していきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員、よろしいですか。 ◆委員(福田正男君) はい。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに質疑ございませんか。いいですね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) それでは、ないようでしたら採決いたします。  議案第53号 島田市立図書館条例の一部を改正する条例について、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 異議なしと認めます。よって議案第53号は原案のとおり可決いたしました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査はすべて終了いたしました。  次に、その他ですが、報告事項等があればお願いいたします。  杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) 福祉課から、島田市社会福祉協議会の職員が懲戒解雇されたことについての御報告をさせていただきます。  先週末マスコミ報道されましたが、懲戒解雇の理由は、社会福祉協議会の会計とすべき収入を着服したというものでございます。  まず、懲戒解雇処分に至るまでの経緯を御説明いたします。この職員は、長く駐車場の貸し出し事業を担当してきており、平成17年5月の島田市と金谷町の社会福祉協議会の合併の際、その混乱に乗じ、社会福祉協議会が管理し、有料駐車場として貸し出ししていた45区画のうち、9区画を社会福祉協議会の対象区画外と装い、該当する区画の駐車場利用料金を、個人で隠し持っていた旧島田市社会福祉協議会の通帳に振り込ませていたというものでございます。  この通帳は合併により不使用となるため、破棄することとなっていたものであり、そのため、社会福祉協議会でその存在を知っている者がおらず、会計監査からも外れていました。  また、鳥のフン害で利用不可としていた別の2区画につきましても、秘密裏に私的な契約を結び、その駐車場の利用料も着服しておりました。  これらの駐車場の利用料の着服は、平成17年5月から、平成24年5月までの7年間行われ、その金額は441万7,039円とのことです。なお、駐車場の場所ですけれども、JR島田駅の西、向島町と横井町を結ぶ駅西陸橋の下でございます。  さらにもう一件につきましては、改修工事負担金の着服であります。  平成16年に合併に向けた調整の中で、保健福祉センター内にあった介護事業部門の事務所を、旧島田市勤労青少年ホームへ移転することとなり、旧島田市社会福祉協議会で移転先の改修工事をいたしました。その際、先に旧勤労青少年ホーム内に事務所を設けていたシルバー人材センターもトイレ等の改修工事を予定していたため、両者合意で一括して社会福祉協議会が工事を行い、その一部について、シルバー人材センターが負担金を支払うということとし、平成17年7月にシルバー人材センターが社会福祉協議会に振り込みましたが、その際、隠し口座へ振り込ませたというものであります。振込金額は200万円で、駐車場利用料との合計の着服額は641万7,039円となります。  これらの着服は、ことし5月にフン害で利用不可とされていた駐車場の1区画の貸し出しを再開したことにより、重複利用となった利用者からの苦情があり発覚したとのことです。発覚日は5月31日となっております。  福祉課には、先週6月14日の午後に報告がありましたが、その際には労働基準監督署に手続き中であり、処分が決定していないことなどから、後日詳細説明があるということでございました。  6月14日の午後3時、労働基準監督署からの回答があり、処分が決定したことから、社会福祉協議会が記者クラブに当事件について投げ込みをし、マスコミ報道されたものであります。  なお、被害額は全額返済されており、社会的制裁も受けているということから、被害届は出さず、刑事告訴も考えていないということでありますが、現在警察に相談中でありますので、現時点ではまだ未定ということでございます。  以上が概要の説明であります。  福祉課としましては、他市の社会福祉協議会の不祥事の際に、金銭管理についての危機管理意識と管理を徹底するとの報告を受けていたところであります。なお、社会福祉協議会は市民の信頼を裏切ったことを深くおわびし、再発防止に努め、信頼回復のために一層の努力をすると話しております。  以上、御報告申し上げました。 ○委員長(八木伸雄君) ありがとうございました。  この件について。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) この駅西陸橋ガード下の貸し駐車場として、社会福祉協議会が使っていた、この土地の所有者はだれでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) この区画につきましては、島田市の建設課が占用許可を出している土地であります。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 島田市の土地を社会福祉協議会に貸していたということなのですが、この借地料はいただいていたのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) 現在、こちらが聞いているところでは、料金はいただいていないということでございます。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) そうすると、社会福祉協議会は島田市の土地で不動産業、つまり貸し駐車場業を営んでいて、その収益を社会福祉協議会がもうけということでやっていたという理解でいいのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) 現在わかっているところでは、占用許可とともに占用料の免除もしていたということで、昭和56年に最初の占用許可をしておりましたが、こちらが聞いている限りでは、まだ当時の詳細がわかっていないということで、免除について、なぜ免除になったかというのは、申しわけないですが、現時点ではまだわかっておりません。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 確かに、初めてその土地を社会福祉協議会に貸したのが昭和56年ということですので、31年前ということになるわけですけれども、やはりこういった事件ですので、なぜ社会福祉協議会に当時貸したのかという経過をきちんと調査をして、報告をいただきたいのですが、どうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) その点については、またこれから調査をしていく形になるかと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 私はこの話を聞いて信じられなかったのは、社会福祉協議会というのは非営利団体といいますか、何らかの商売をしてもうけるような性質のものではなかったはずだと。もうけるのをすべて否定するわけではありませんけれども、こういった形での収入を得るというのは少し信じられなかったので、唖然としているわけですが、対応については、もちろんこの土地は島田市に返還いただくという理解でいいのですね。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) その点についてはまだ決まっておりませんというか、こちらではまだ把握しておりません。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 話を聞くと、これからその実態とか、どういうふうに対応するか、まだこれから詳細を検討していくというようなところだと思うのです。いろいろ市の責任はどうかとか言いたいわけですが、今後そういった細かい報告がこの委員会にもされるということだろうと思いますので、ぜひそこら辺は報告していただきたいと思います。  どうですか。 ○委員長(八木伸雄君) 杉本福祉課長。 ◎福祉課長杉本隆良君) 先ほども申しましたとおり、まだ少しわかっていないところがございます。現時点での報告とさせていただきましたので、またこれから、決定したこと、それから判明したことについては御報告させていただきます。 ◆委員(松本敏君) ぜひ、お願いします。 ○委員長(八木伸雄君) そのほかに、報告事項はありますか。  委員の皆さん、どうですか。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) 児童手当について少し伺いたいのですが、児童手当の制度がこの4月1日から変わって、市民の皆さんもどういうふうに変わったのだろうかという疑問を持って児童課に聞きに来るのですけれども、ただ、ほんとうに明確に市民の皆さんに児童課が答えられているのかという思いがあって二、三聞きたいのですけれども、今、私は手元に島田市のホームページから打ち出した紙を持っています。少し読み上げますので、聞いていてください。  「平成24年4月から児童手当法が改正され、新しい児童手当制度が始まりました。平成24年3月まで子ども手当を受給していた方は、自動的に児童手当の受給者になりますので、改めて請求していただく必要はありません」。島田市は通知を対象世帯に送ったと思うのですが、こういうふうにホームページでは書いてあるのです。  ところが一方、もう一つ読ませてもらいたいのですが、これは国のホームページなのです。国というのはもちろん厚生労働省のホームページなのですが、同じ部分のところを少し読んでみますと、「現況届は、児童手当の受給者の毎年6月1日の状況を掌握し、6月以降の児童手当等を引き続き受ける要件(児童の監督や保護、生計同一関係など)を満たしているかどうかを確認するものです。提出がない場合には、6月以降の受給が受けられなくなります」と書いてあるのです。「市区町村からの御案内を御確認いただき、提出が遅れないように注意ください」。そして「平成24年3月まで子ども手当を受け取っていたことにより児童手当等の申請が不要とされる人も」、ここがポイントなのですが、「児童手当等の申請が不要とされる人も含めて、6月に現況届の提出が必要です」と書いてあるのです。  つまり、島田市のホームページではその届けは必要がなくて、今まで受けとっていた人は継続して受けとることができる。この厚生労働省の内容では、受けとっていた人も市に報告してくださいよと書いてあるのです。どちらが正確なのでしょうか。現況届を提出する必要があるのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 6月が支給月になりますけれども、6月につきましては、2月と3月の子ども手当、それから4月、5月の児童手当の支払いということになりますけれども、それは支給をしております。  それで、6月以降につきましては、6月30日までに現況届を出していただくということで、関係する皆さんには6月11日にそうした通知をさせていただいております。ホームページのほうの記載が4月の時点の部分と、その後の現況届の必要性を案内した部分とのずれがございまして、そうしたことになっていると御理解いただければと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) わかりました。要するに、現況届は出すことが必要だということなのですね。 ◎児童課長横田川雅敏君) はい。
    ◆委員(松本敏君) だから、島田市のホームページでは改めて請求していただく必要ありませんというのは、これは間違いなのですね。間違いといいますか、まだ直していないということになるのでしょうか。  ただ、若いお母さん方というのは結構ホームページを読むではないですか。こういうふうに書いてあるとそのままほうっておくということになるわけです。急いで、こういったことではなくて、正確にホームページでも記載をしていただきたいと思うのですけれども、どうでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) すみません。今、質問が少し聞き取れなかったもので、申しわけございません。 ○委員長(八木伸雄君) 松本委員。 ◆委員(松本敏君) 島田市のホームページで、先ほど読んだように、今まで子ども手当を受けていた人は自動的に児童手当の受給者になりますので、改めて現況届を提出していただく必要はありませんとホームページで書いてあるのですが、今、課長が言ったのは、すべての人たちが、対象者は現況届を出さなくてはいけないのですね。ですから、このホームページに書いてあることは正確ではないので、正確にわかるように正してくださいねということを言ったのです。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 内容を少し精査して確認をし、正しい情報を提供できるように、内容を見直してみたいと思います。確認してみます。 ◆委員(松本敏君) ぜひ、お願いします。 ○委員長(八木伸雄君) 仲田委員。 ○副委員長(仲田裕子君) 今の子ども手当から児童手当のことなのですけれども、私が理解していたのは、子ども手当から児童手当になった、今、言った6月までの分は、自動的に申請をしなくても子ども手当から児童手当になりますよ。しかしながら、毎年やっている6月の届けは、毎年同じように出してくださいという意味に私は思っていたのですけれども、それは間違いで、ホームページが間違っていたということなのでしょうか。どうなのでしょうか。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長、いいですか。  仲田委員。 ○副委員長(仲田裕子君) 私は島田市のホームページは間違っていないと理解をしているのです。ただ、補足が足りなかったというだけの話で、子ども手当から児童手当には自動的になって、その部分の届けは要らないと。しかしながら、現況やっている6月の毎年のものは、児童手当になったのだけれども、現況の確認はしてくださいという意味でいいのかどうかということです。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 認定請求の手続きは必要ないということですが、現況届は6月末までにとっていただく必要があるということで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(八木伸雄君) 少しホームページが誤解されやすいような内容という御指摘だったと思いますので、またその辺、見られる方に誤解のないような情報伝達をひとつお願いしたいと思います。  松本委員。 ◆委員(松本敏君) それが1つと、この4月1日から制度が変わったわけですね。子ども手当から児童手当に名称が変わったとか、限度額がついたとか、そういうものを、国の制度なのですけれども、市民と接する自治体、児童課が市民の皆さんに説明をしなくてはいけないのですね。  その際には、今は厚生労働省のつくったチラシみたいなものを渡していると思うのです。ただ、少しわかりづらいのです。島田市が独自にわかりやすいチラシをつくって、市民の方にわかる説明をしていただきたいと思っていますので、ぜひそれはお願いしたいです。 ○委員長(八木伸雄君) 横田川児童課長。 ◎児童課長横田川雅敏君) 資料の内容につきましては、少し内容を検討してみたいと思います。また、資料でなかなか理解いただけない部分もございますので、窓口等での個別の説明の中で、不足している部分とかわかりにくい部分につきましては、口頭での説明等にも努めていきたいと思っております。 ◆委員(松本敏君) ぜひお願いします。 ○委員長(八木伸雄君) いいですね。  そのほかにございませんか。  福田委員。 ◆委員(福田正男君) この前の松本議員の一般質問の中で、学校の耐震性の問題で、私は学校の耐震率は100%達成しているのかと思ったら、何か第一小学校がやけに低いようなことを発表されていたもので、その辺を少し説明してもらえますか。第一小学校が地元だものですから。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長中村盛高君) 前に耐震率100%ということを言っていましたのは、国の基準であります耐震指標というものがございまして、それがIs値というものでございまして、それは教育施設にあっては0.7以上ということをずっと国のほうで指導されてきておりましたので、それに関しては、平成21年9月に島田市は最後の耐震化事業を終えて、耐震化100%ということで公表していたのですが、その後、県の指標がございまして、それがETという値でございますけれども、それを静岡県は、東海地震に備えて目標値としなさいということでございまして、この前の市長答弁ということになった経過でございます。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうすると、第一小学校は、その県のET値の範囲から外れているということですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長中村盛高君) 県の基準は、Is/ET、先ほど申し上げましたIs値というのが国の基準値です。それにET値という静岡県の独自の指標を設けまして、それを割り戻します。  本会議の中でも結構言葉が出ているかと思いますけれども、Is値/ET値というものを上げなさいよということで指導がございまして、これを1にする目標でございます。その中でランク2というものがございまして、それが学校施設で言いますと7校16棟、それから屋内体育館で3校3棟あるということで答弁をしているものでございます。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) そうしますと、その7校16棟、3校とありますね。この整備計画はどういうふうになっているのですか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長中村盛高君) 教育委員会のほうで、平成22年12月に策定いたしました島田市公立学校施設中期長期改修計画というものを持ってございまして、それで本会議の中で教育長が、平成29年度までに整備100%というお答えをしたと思います。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) ちなみに、第一小学校は何番目になっているのか。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長中村盛高君) 優先順位を3段階に分けまして、優先度1、優先度2、優先度3ということでございまして、第一小学校は優先度2ということで計画しております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 優先度2はいつごろになりそうですか。もう一回確認して、質問を終わります。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長中村盛高君) 教育委員会の計画は、平成29年度までということで公表しておりますが、何せ予算とのつきものでございますので、島田市との実施計画との整合性を見ながら、目標であります平成29年度に向けて、優先度1、2、3の順で順次実施計画の範囲内でやっていきたいと考えております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員。 ◆委員(福田正男君) 時期は明確にできないということですね。 ○委員長(八木伸雄君) 中村教育総務課長。 ◎教育総務課長中村盛高君) 第一小学校でございますか。第一小学校の工事は、今のところですと、国庫補助採択から始まりまして、耐力度、基本設計という順番になりますので、実際の工事については平成28年度、平成29年度を予定しております。  以上です。 ○委員長(八木伸雄君) 福田委員、いいですね。 ◆委員(福田正男君) はい、ありがとうございます。 ○委員長(八木伸雄君) ほかにございませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) なければ、次に閉会中継続審査調査について、お諮りします。  委員会条例第37条の規定により、閉会中もなお継続して審査・調査を行う旨、議長に申し出たいと思いますが、これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 異議なしということでございますので、議会閉会中の継続審査・調査については、議長に申し出ることといたします。  次に、次回の委員の開催予定ですが、あらかじめ決めておきたいと思います。9月定例会前の委員会を8月7日火曜日の午前9時半から行いたいと思いますので、予定しておいていただきたいと思います。  次に、6月29日本会議で行う委員長報告ですが、作成については委員長に一任させていただいてよろしいでしょうか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(八木伸雄君) 異議なしということで、一任をさせていただきます。  それでは、以上をもちまして、民生病院教育常任委員会を終了いたします。                                閉会 午前11時2分...